エンディングノートに書いておきたい内容1

前回の遺品整理コラム「エンディングノートはなぜ作ったほうがいいのか。メリットは?」では、エンディングノートを作るうえでのメリットについて紹介しました。

今回はエンディングノートに書いておくとよい内容についていくつか紹介します。

もしものときの連絡先や身分を証明するもの

自分の身にいつ何か起こるかは誰にもわかりません。だからこそ自分にもしものことがあった時、誰に連絡すればいいかや、自分の身分を証明するものについて書き残しておくことが大切です。

連絡先としては、緊急連絡先として思い浮かぶ人について以下の項目などをエンディングノートに書いておくとよいでしょう。

  • 名前
  • 続柄・関係
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • LINEのID

その他使っているSNSのアカウントなど、その人にたどり着ける可能性があるものを記載しておきます。

自分の身分を証明するものとしては以下のものが挙げられます。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 年金手帳
  • 高齢受給証
  • 介護保険被保険者証
  • 実印
  • 印鑑登録カード
  • その他(住民票・戸籍謄本など)

住民票などは自治体によってはコンビニで発行できるケースも増えています。わざわざ役所の窓口まで出向く必要もなく、近くのコンビニで簡単に取得することもできるので便利です。

健康に関する情報

倒れたときや急病を発症したときなどにそなえ、自身の健康についての情報も記載しておくとよいでしょう。

  • 身長
  • 体重
  • 血液型
  • アレルギー情報
  • 健康診断証明書(保管場所や気になる項目も)
  • かかりつけの病院・診療所
  • 現在抱えている持病やケガ・服用薬など

 

上で紹介した項目を見てわかるように、エンディングノートは死後のことを想定して遺しておくだけでなく、いざというとき自分をサポートしてくれる大切な情報源として活かすこともできます。