2026年

行李のなかに眠っていた記憶 ― ある遺品整理のご依頼から

二つの行李に納められた、戦時中の書簡とお人形や置物などの遺品

先日、青森市内にお住まいのお客様より、遺品整理のご依頼をいただきました。 ご自宅の一室に長い年月をそっと過ごしてきた行李が二つ。蓋を開けてみて、思わず息を呑みました。 そこにはご家族が大切に、本当に大切に守り続けてこられた「時間」が、静かに折り重なっていたからです。 一つ目の行李には、戦地へ赴かれたご親族の書き物や写真、そしてご家族へ宛てた手紙の数々。墨の色はやや褪せていても、一字一字に込め...

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2026.04.19

遺品整理の現場から ~生前整理と遺品整理で大切なこと~

私はこれまで数多くの遺品整理の現場に立ち会ってきました。ご遺族の悲しみに寄り添いながら、故人の暮らしの痕跡を一つひとつ整理していく仕事です。 その経験を通じて強く感じるのは、「生前整理」がいかに大切かということ。 そして、実際に遺品整理を行う際には「ご依頼主の声にしっかり耳を傾けること」が何より重要だということです。 今回は、遺品整理の現場で日々感じていることを、率直にお伝えしたいと思います...

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2026.02.01

岩木山を望む部屋で——弘前に残された想いの生前整理

窓からの眺望

2026年1月5日から6日にかけて、弘前市内のマンションで生前整理のご依頼をいただきました。 現場は7階。天気の良い日には、窓の向こうに弘前公園、その奥にどっしりと構える岩木山を一望できる場所です。 今回は雪に包まれた景色でしたが、白銀の街並みの奥に静かに佇む岩木山は、晴れた日には凛として美しく、言葉を失うほどの眺望なのだろうと感じました。... 続きを読む

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2026.01.13