遺品整理コラム

デジタル遺品をクラウドで残す方法(Apple編)

iPhoneを操作する様子

現代ではシニア世代においてもスマートフォン(スマホ)やタブレットを使うことがごく一般的になっています。

複雑な操作は覚えるのが難しくても、スマホで電話をかけたりLINEでやり取りをしたり、写真を撮影したりなど、スマホは日常生活で世代を問わないツールとなっています。

そこで気になるのがいわゆる「デジタル遺品」問題です。

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2022.06.30

エンディングノートに書いておきたい内容3

エンディングノートを書くイメージ

前回の遺品整理コラム「エンディングノートに書いておきたい内容2」では、エンディングノートに書いておくとよい内容のうち、看護や介護に関することについてご紹介しました。

今回は告知や余命宣告に関わる事態に備え、エンディングノートに記載しておくとよい内容についてご紹介します。

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2022.04.26

エンディングノートに書いておきたい内容2(看護・介護に関すること)

エンディングノートを書く高齢者の手元

前回の遺品整理コラム「エンディングノートに書いておきたい内容1」では、エンディングノートに書いておくとよい内容のうち

  • もしものときの連絡先や身分を証明するもの

  • 健康に関する情報

についてご紹介しました。

今回は看護や介護などに関連した内容についてご紹介します。

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2022.02.25

エンディングノートに書いておきたい内容1

エンディングノート

前回の遺品整理コラム「エンディングノートはなぜ作ったほうがいいのか。メリットは?」では、エンディングノートを作るうえでのメリットについて紹介しました。

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2021.08.30

エンディングノートはなぜ作ったほうがいいのか。メリットは?

エンディングノート

前回の遺品整理コラム「エンディングノートと遺言書の違い」では、エンディングノートと遺言書の大きな違いとして、法的効力の有無などを取り上げました。

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2021.07.28

エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートのイメージ

自分の死後に残された者へ伝えるべき事項をまとめ、ノート形式で記入する「エンディングノート」。本人が生前に残しておくことで、将来残された家族に対する様々な負担を軽減することにもつながることから利用者が増えています。

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2021.06.29

捨て難い遺品の「供養」

フィルム写真

遺品整理をしている時。不要で捨てるものも多いなか、故人の思い出が詰まった大切なものが見つかる時もあります。写真はその代表格と言えるかもしれません。

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2021.05.27

デジタル遺品についての基礎知識・処理方法チェックリスト

遺品整理におけるデジタル製品、いわゆる「デジタル遺品」については言葉としても比較的新しく、実際にどんなものなのか想像がつきにくいという方が多いかもしれません。

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2021.04.27

遺品整理の悪質業者を見分けるポイント10:領収書の発行は可能か?

領収書

前回のコラムでは「遺品整理業における悪質な業者を見分ける10のポイント」の9つ目、「万が一のための損害賠償保険に加入しているか?」について取り上げました。

「遺品整理業における悪質な業者を見分ける10のポイント」とは、週刊ダイヤモンド2020年1月18号に掲載されたもので、遺品整理士認定協会が作成したものです。

  1. 遺品整理業者のホームページはあるか?
  2. 電話応対時の言葉遣いはしっかりしているか?
  3. 廃棄物の処理方法を説明できるか?
  4. 一般廃棄物収集運搬業の許可は下りているか?
  5. 料金体系は明確であり、わかりやすいか?
  6. 訪問による見積もりが行われるか?電話だけで済まされないか?
  7. 見積書について、詳細な説明があるか?
  8. 無料回収、買い取りを強調して値段が安いことを言っていないか?
  9. 万が一のための損害賠償保険に加入しているか?
  10. 領収書の発行は可能か?

 

今回は10のポイントのうち、最後の10個目「領収書の発行は可能か?」について補足します。

金銭トラブル防止のため/お客様のための領収書

領収書

これまでのポイント補足で説明してきたとおり、遺族が遺品整理を業者に依頼する際に最も遭遇しやすい問題が金銭トラブルです。

「当初の見積もりより高い金額を請求された」「予定になかった作業費が含まれていたことに後から気づいた」など、遺族にとって精神的・金銭的負担が大きい問題が起こってしまうことが、遺品整理の現場ではあります。

「言った言わない」「払った払わない」の問題を未然に防ぐ方法はいろいろありますが、形に残らない「口約束の契約」は特に気をつける必要があります。

支払手続きを問題なく進めるためにも、遺品整理業者はお客様の要望に応じた書類の準備ができるようにしておくべきです。

その中でも領収書はお金に関わる大切な書類の1つ。「領収書を発行する手間が惜しい」「銀行振込しか受け付けない(領収書は発行しない)」といった柔軟さに欠ける姿勢では、遺品整理という遺族に心を寄せることが必要な仕事にとって、そもそもの資質に問題があると言えます。

近年ではキャッシュレスなど多様な決済手段が広まってきました。これからは「スマホ決済で」「キャリア決済で」「カードで」など、多種多様な方法で作業費の支払いを希望される遺族が増えると予想されます。今後は時代と遺族のニーズに応じた多様な支払い方法に対応していくことがますます求められていくでしょう。

2021.03.01

遺品整理の悪質業者を見分けるポイント9:万が一のための損害賠償保険に加入しているか?

保険相談のイメージ

前回のコラムでは「遺品整理業における悪質な業者を見分ける10のポイント」の8つ目、「無料回収、買い取りを強調して値段が安いことを言っていないか?」について取り上げました。

「遺品整理業における悪質な業者を見分ける10のポイント」とは、週刊ダイヤモンド2020年1月18号に掲載されたもので、遺品整理士認定協会が作成したものです。

  1. 遺品整理業者のホームページはあるか?
  2. 電話応対時の言葉遣いはしっかりしているか?
  3. 廃棄物の処理方法を説明できるか?
  4. 一般廃棄物収集運搬業の許可は下りているか?
  5. 料金体系は明確であり、わかりやすいか?
  6. 訪問による見積もりが行われるか?電話だけで済まされないか?
  7. 見積書について、詳細な説明があるか?
  8. 無料回収、買い取りを強調して値段が安いことを言っていないか?
  9. 万が一のための損害賠償保険に加入しているか?
  10. 領収書の発行は可能か?

 

今回は10のポイントのうち、9の「万が一のための損害賠償保険に加入しているか?」について補足します。

予期せぬトラブルを避けるためにも保険加入は重要

保険相談のイメージ

遺品整理の仕事はいわゆる「混沌」とした現場も多くあります。事前に下見をした上で慎重に作業を行っていても、大きな遺品を搬出する際に意図せずお家の壁や設備に傷をつけてしまう可能性があります。

残念ながら業者さんによってはこうした過失を依頼者に隠したまま整理業務を続けるという悪質なケースもあるようです。

当組合が関わらせていただいた遺品整理(アパートでの孤独死)の案件では、不動産会社もしくは親族関係から保険を使い遺品整理を行いたいとのお申し出があり、ご希望の通り対応させていただきました。

遺品整理の現場ではきめ細やかな気配りや対応が求められます。通常の整理業務も慎重に行わせていただいておりますが、万一に備えての保険に関わる対応もお気軽にご相談いただければと思います。

2021.02.03